中米グアテマラのゲイシャ種、好評発売中!!

こんにちは。

当店ではただ今、中米はグアテマラのラ・レフォルマ農園のゲイシャ種を発売しています。

花の香水のような華やかな香りと風味で今やすっかり有名となった人気のゲイシャ種、その洗練された味わいは、まさに極上です。

ラ・レフォルマ農園は、メキシコとの国境に近いグアテマラ西部のウエウエテナンゴにあります。
ウエウエテナンゴはグアテマラにある素晴らしいコーヒーを生産する地域のひとつです。
当店で扱ったコーヒーとしては、ちょっと古いですがラ・エスペランサ、ビスタ・エルモッサ、サンペドロネクタ、ラ・リベルタードなどがそうです。

ラ・レフォルマ農園は、2018年の国際品評会カップ・オブ・エクセレンスで同じくゲイシャ種を出品し、チャンピオンになった実績もあります。そんなすごい農園からゲイシャ種を買い付けることができました。

グアテマラ・ラ・レフォルマ・ゲイシャ

バラの香水を思わせる鮮烈なゲイシャフレーバー。レモングラスやアプリコット、プラムを思わす風味。きれいな明るい酸。口に広がる圧倒的なマウスフィール。

50gパック 1590円 100gパック 2980円


当店のお客様には、ワインをご趣味にされているお客様もいらっしゃるのですが、そのお客様はこのラ・レフォルマ・ゲイシャを店内でお試しになられた際に、佐藤錦(山形県の有名なサクランボのブランド)のような風味がするとおっしゃられていました(笑)。私はその味わいをプラムと表現していると思うのですが、お客様の表現があまりに素晴らしかったのでブログで紹介させて頂きました。

いつもの店内サービスもやっております。

コーヒー豆を250g以上お買い上げ頂くと(ブレンドやブラジルなどの通常の豆でもOK)、通常店内で1杯1200円のラ・レフォルマ・ゲイシャを300円で1杯サービスさせて頂いております。ゲイシャをお買い上げの場合は、50g以上のお買い上げでこの店内サービスを受けられます。

是非、この機会に「ゲイシャ」を一度お試しください。

 

晩秋 堀江幸一
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スペシャルティコーヒー豆専門店
自家焙煎珈琲 晩秋
店主 堀江 幸一
住所 :埼玉県上尾市向山4-1-1 ヴィラ雛1F
TEL:048-725-0151
サイトURL:http://www.bansyu-coffee.net

季節のブレンド「山つつじ」「クラシックオーク」好評発売中!

こんにちは。1カ月ぶりの更新になります。なかなか更新できず、申し訳ありませんでした。

多くのお客様にお楽しみ頂いている季節限定のブレンド、現在「山つつじ」と「クラシックオーク」が好評発売中です。

春のブレンド「山つつじ」は、上尾市の花ツツジをイメージをしたフローラルでフルーティーな爽やかな中煎りのブレンド。華やかな風味のエチオピアを使った、数ある季節のブレンドのなかでも人気の商品です。

初夏のブレンド「クラシックオーク」は、上尾市の木カシをイメージした深煎のブレンド。カシはとんかちの柄など大工さんの工具にも使われる固い材質の木です。この季節の新緑鮮やかな姿と、その固さをコーヒーを表現しようと、エチゾチックな風味のインドネシア・スマトラ・マンデリンを深煎りにし、ボディ感のある味わいに仕上げたブレンドです。

当店には「あげおブレンド」という、上尾市民の木「あおき」をイメージした通年あるブレンドもあるのですが、「つつじ」「カシ」「あおき」の3つのブレンドが店頭に並ぶのは今の時期だけ。
参考(上尾市の花、市の木、市民の花)・・・リンク

「山つつじ」と「クラシックオーク」、共に6月中旬くらいまでの販売です。

よろしければ、3つのブレンドをこの機会に飲み比べてみてくださいね。

ギフトにもお薦めです。

春のブレンド「山つつじ」(中煎り)

初夏のブレンド「クラシックオーク」(深煎り)

共に 100gパック 800円 250gパック 1600円 500gパック 2550円

よろしくお願いいたします。


晩秋 堀江幸一

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店主 堀江 幸一
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エルサルバドル・シェキーナ好評発売中!

こんにちは。

新豆第2弾としてエルサルバドル・シェキーナをご紹介します。

この農園とのお付き合いも長いです。「晩秋」を開店する前の、前職のコーヒー会社にいた2003年からのお付き合いになります。

シャキーナ農園は中米グァテマラの国境に近いアワチャパン州にあります。
標高1400〜1700mに位置し火山灰を多く含む肥沃な土壌に恵まれ、収穫から処理に至るまで徹底した品質管理のもと素晴らしいコーヒーを生産しています。
農園はウルティア・ファミリーによって運営されています。ウルティア・ファミリーはこの地域の名士として知られ、前農園主のルイスさんも、娘さんで現農園主のリリアーナさんもお二人ともお医者さんの資格をもっています。
前農園主のルイスさん
現農園主のリリアーナさん。

農園で働く労働者のことを考え、健康診断をおこなったり、日本からの融資を受け、学校を作ったりして、労働者の子供たちに教育する場を与えたりなど、社会福祉への貢献も積極的におこなっています。
コーヒーの生産に伴う自然環境の維持保全にも取り組んでおり、熱帯雨林を、自然を保護すべくレインフォレスト・アライアンスの認証も得ています。
 
まさに学者レベルの知識を有した、この地域の名士さんですが、コーヒーの品質を高めるための努力も行っており、持続的に高品質コーヒーを生産するためのプログラムを導入しています。
シエトリンド、シェキーナ、マナンチアレス、フローレンシア、シャロンと5つの農園を有していて、一般的に”モンテシオン”という名称で出荷するコーヒーは、これらの農園で作られたコーヒーをミックスしたものです。
”モンテシオン”ブランドで出荷するのが出荷の基本なのですが、私たちの共同買付グループのために単一農園でコーヒーを出してくださっています。(モンテシオンとしても買い付けています)
ウルティアファミリーの作るコーヒーは、甘さ、酸味、香りの調和のとれた素晴らしいコーヒーです。ブレンドに配合してもブレンドを底上げしますし、シングルオリジンとして飲んでも、十分申し分のないおいしさで脇役だけでなく主役も張れるコーヒーだと思っています。私自身ずっと買い続けていきたいと思っています。

そんなウルティアファミリーのコーヒーを上尾や周辺にお住まいのお客様にご提供できることを大変栄誉なことだと思っています。長く販売を取り扱ってきたこともあるでしょうが本当に多くのお客様に愛されている銘柄に成長してまいりました。

エルサルバドル・シェキーナ(中煎)

オレンジやアプリコットを思わす風味。爽やかで明るい酸。ミルクチョコレートのような滑らかな口当り。

100gパック 875円 250gパック 1750円 500gパック 3000円

よろしくお願いいたします。

晩秋 堀江幸一
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グァテマラ・エルソコロ・イエローブルボン好評発売中!

こんにちは。
なかなか更新できず申し訳ありません。

まず、お店の営業についてご案内です。

 

4/8(金)・・・・・・臨時休業

4/13(水)・・・・12時より営業

すでにご案内していた情報ですが、改めてお願い致します。
ご不便をおかけして申し訳ございません。

しばらく更新していなかった間にすでに8種類近いコーヒーが新しく入荷、販売しております。

順次、ご案内していきますので、よろしくお願い致します。

第一弾はグァテマラ・エルソコロ・イエローブルボンのご紹介です。

エルソコロは毎年、買っている農園です。

グァテマラの首都グァテマラシティーの東部にあるパレンシアという地区にあります。

エルソコロは国際品評会カップ・オブ・エクセレンスにおいて、何度も上位入賞し(2007年〜2020年まで10回入賞)、優勝も3回(2007年、2011年、2020年)も経験しています。

直近の2021年度の品評会ではゲイシャを出品して2位に入賞していますね

https://cupofexcellence.org/guatemala-2021/

エルインヘルト農園と並んで、グァテマラ・スペシャルティコーヒー界を代表する農園と言っても過言ではない名農園です。

そんなエルソコロから私たちの共同購入会は2008年から今年に至るまで毎年、買い付けをしています。

完熟フルーツのような甘い風味と、上質な質感は、この農園ならでは。当店のお客様にも毎年のようにご愛顧いただいております。

今年のロットは酸が例年以上に素晴らしいと思います。甘さもあり口当たりも素晴らしいです。是非お試しください。


グァテマラ エルソコロ・イエローブルボン(中煎)

レーズンやプルーン、カカオを思わす風味。ブラウンシュガー。ベルベットのような質感。

100gパック 900円 250gパック 1800円 500gパック 3050円

よろしくお願いいたします。


晩秋 堀江幸一
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季節のブレンドは世界最古のブレンドと言われる「モカ・ジャバ」を販売中です!

こんにちは。

季節のブレンドですが、3月14日くらいまで「モカ・ジャバ」を販売しています。

毎年、ご好評を頂いている「モカ・ジャバ」ですが、このブレンドは世界で最初に出来たと言われているブレンドです。

コーヒーの原産エチオピア。コーヒーはやがてアラビア半島のイエメンにもたらされ、共にイエメンの港町モカからヨーロッパに向けて出港していました。

当初はコーヒーはモカ港から出港されるものしかなかったので、モカはコーヒーの代名詞でもありました。(例、モカ色、モカクリーム、モカエキスプレス、これらで使われるモカは単純にコーヒーの意味として使われている)
その後、世界中にコーヒーは伝播しますが、モカ港から出港されるエチオピア産、イエメン産は「モカ」とその後も銘柄として呼ばれ続けました。

モカ発祥のコーヒーはインドを経由して17世紀、インドネシアのジャワ島で栽培されるようになり、ジャワ(ジャバ)はモカに続く大きなコーヒー生産地となりました。当時のヨーロッパの人たちは2つの生産地域によるコーヒーの味が異なることに驚き、おそらく混ぜて飲んだんじゃないかというのが、ブレンド「モカ・ジャバ」のルーツとされています。

日本ではそれほど認知されていませんが、ブレンドとしての「モカ・ジャバ」はコーヒー飲用の歴史の長い欧米の人たちにとって、とても懐かしさを覚える商品のようで、シアトルズ系のコーヒーショップでは割かし扱われていることの多い商品です。
また、モカにしろ、ジャバにしろ、チョコレート的なニュアンスがあるので、日本の昔ながらの喫茶店ではチョコレートを使ったアレンジコーヒーにモカ・ジャバという商品があったくらいです。

バレンタインデー、ホワイトデーの時期に、ブレンド「モカ・ジャバ」の正しい知識をお客様に知って頂きたくて、当店では開店翌年の2005年の冬からずっと季節のブレンドとしてモカ・ジャバを採用し続けています。
このへんの詳しい話を「エスプレッソの扉」というサイトの管理人様がコラムでわかりやすく書かれており、その知識を使わせていただくために管理人様の許可を頂いたうえで、長らくプリントアウトして配布してきました。

コラムの配布には条件があり、それは「商品の中身を明確にするために、モカジャバの配合内容を明らかにほしい」というものでした。私はそれを了承し、それ以来、モカ・ジャバを販売する際、配合内容をお客様に分かるように明確にしてきました。
「エスプレッソの扉」のサイトは閉鎖されてしまいましたが、非常に素晴らしいサイトだったので、インターネットアーカイブからそのコラムへのリンクを貼っておきます。私自身、是非多くの人に知っていただきたいと思う内容です。


エスプレッソの扉よりリンク モカジャバの謎(前編) → コチラ

エスプレッソの扉よりリンク モカジャバの謎(後編) → コチラ


さて、今年の当店の「モカ・ジャバ」ですが、

エチオピアのシダモ・ナンセボ・ウォッシュトと、インドネシアはスマトラ島のワハナ農園の品種P88によるウォッシュト製法を配合して作っています。

シダモはエチオピアのスペシャルティコーヒーらしい華やかなフルーツの風味のコーヒーです。ワハナ農園の方はスマトラらしい質感豊かな厚みのあるコーヒーとなっています。

それぞれの良さを活かした面白い風味のブレンドに仕上がっていると思います。


モカ・ジャバ

オレンジピールやクランベリーを思わす風味。ダークチョコレートのような濃厚な口当り。スパイシーな後口。

100gパック 850円 250gパック 1700円 500gパック 2700円

先に書いたように3月14日くらいまでの販売です。

季節的にちょうどいいと思うので、是非、チョコレートと合わせて、モカ・ジャバを味わってみてください。

モカ・ジャバを通じて、コーヒーの歴史や文化に思いを馳せて頂ければ、コーヒーを仕事にする者として幸いに思います。

晩秋 堀江幸一

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季節のブレンド「ブレンド暖炉」好評発売中!2021

こんにちは。

ご紹介が遅くなりましたが、現在、季節のブレンドは「ブレンド暖炉」を販売しております。


ブレンド暖炉は毎年人気の季節限定の深煎りブレンド。

クリスマスのケーキやチキンなどに合うように深煎りに仕上げています。

インドネシア・スマトラのワハナ農園のウォシュットに、グァテマラのサンクリストバル・ハニーを配合して、チョコレート感を増しました。

大地を思わせる力強い風味。ダークチョコレート。スパイシーな後口。

今年もクリスマスあたりを目安に、販売終了となります。(ご紹介が遅くなってすみません汗)

お買い求めはお早めに!

ブレンド暖炉(深煎り)

100g 800円 250gパック 1600円 500gパック 2550円



追伸:サイトのトップページと豆の価格表、最新のものに更新しています。

価格表をご覧頂くとわかるように完売間近を表す★の商品が多くなっており、
今月は順次、豆が入れ替わっていきます。中旬から下旬にかけて、また価格表を更新します。


晩秋 堀江幸一
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ブラジル・モンテアレグレ・ブルボン・パルプトナチュラル好評発売中!

こんにちは。
コーヒー豆どんどん紹介していきますね。
現在、ブラジルはモンテアレグレ農園の”特別な”パルプトナチュラルを販売しております。

 

何が特別かというと、広大なモンテアレグレ農園の中でも最高品質のコーヒーを産出しているブルボン種だけを専用に植えている生産区画で作られたパルプトナチュラルなのです。

いかにもという感じでご紹介していますが、この区画のコーヒーを買い付けるのは2年目です(汗

前年のロットはナチュラル製法の方が美味しかったですね(汗


パルプトナチュラル製法で仕上げられた素晴らしいコーヒーを買い付けることができました。

写真:農園主のジョゼ・フランシスコ・ペレイラさん。

ブラジル・モンテアレグレ・ブルボン・パルプトナチュラル(中煎)
プルーンやミルクチョコレートを思わす甘い風味。
100gパック 850円 250gパック 1700円 500gパック 2900円

是非お試しください。


晩秋 堀江幸一

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秋のブレンド小径(こみち)好評発売中!

こんにちは。

今日は現在、発売している季節限定のブレンドをご紹介します。
秋のブレンド 小径
「秋のブレンド 小径(こみち)」(中煎り)
ピンクグレープフルーツやダークチェリー、グレープを思わせる風味。
ダークチョコレートのような滑らかな口当り。
100gパック 800円 250gパック 1600円 500gパック 2550円
 
11月下旬くらいまで販売の予定です。秋の味覚にも合います。是非お試しください。

ということで、今日はこの商品を詳しく解説したいと思います。
またまた長文になります。よろしければお付き合いください。

**************************************
以前、晩秋通信でブレンドのことを語るブレンディングノートという企画をやっていたのですが、そこで小径のことも解説したことがあります。
晩秋を開店し、季節ごとにブレンドを作ることになり、冬:「ブレンド暖炉」、夏:「ブレンド夕凪」、春「山つつじ」と作ってきて、最後に残ったのが”秋”のブレンドでした。

そもそもお店の名前が”晩秋”ですから、新たな秋のブレンドを作りにくく、結果として一番最後の後回しになったのですが、11月におこなわれる「あげお産業祭」という大きなお祭りに当店が出店していたこともあって、そこで目玉となるブレンドがほしいと考えてはいました。

お客様から「ブレンド晩秋をあげお産業祭で売らないの?」というご要望も頂くのですが、産業祭は市内最大級のお祭りであり、ご来場された多くのお客様にコーヒーを試飲して頂き、当店の味を知って頂ける絶好の”ビジネスチャンス”の場です。
ブレンド晩秋は定番商品でスペシャルティコーヒーの爽やかな酸味に慣れていない方に、中深煎りでまずは慣れて頂こうという入門編的商品ですので、たくさんのお店が出展し、目移りしがちなおまつりの場では、味わいに印象が残りにくいのではないかと思っています。つまりは十分おいしい商品であると自信のある商品ですが、そういった場ではインパクトが弱いと思うのです。

「おっ!これは!」
産業祭では、そういうインパクトのある商品をぶつけたいという気持ちがあります。季節限定のブレンドは定番ブレンドより品質の高い豆を使えるので、フルーツ系の風味を前面に出してお客様をビックリさせたい!これが小径(こみち)を開発したそもそものきっかけです。
ただし、商品の内容が前衛的で自己主張が強い分、商品名は奥ゆかしく、控えめであった方がいいと判断しました。すでにある「ブレンド晩秋」のシールが紅葉を陽の光にすかして見た、”陽”のイメージが強いものだったので、”もうひとつの秋”をイメージ作るにあたり、そちらの方が商品バランスがいいと思ったのです。「ブレンド晩秋」と商品と並べてもおかしくないイメージでラベルを作ろうと考えました。

そのイメージを探していた矢先に、当店にコーヒーを飲みにご来店頂いてる年配のお客様グループから「趣味でやっている写真の展覧会をみんなでやるからマスターも見に来ませんか」とお誘いを頂いたのです。
その写真展ではじめて油絵の手法で写真をキャンバスに現像する写真画というものを知りました。そこに展示されていた写真画があまりに魅力的だったので「ブレンドのラベルに使わせてください!」と今は亡き大事なお客様にその場でお願いし、このブレンドのラベルは決まりました。

お客様によると、この写真は長野県の軽井沢に写真撮影に行った際、撮ったものだそうです。秋の陽光が差し、落葉がきらきら光り、まさに山あいの小径のような踏みいった感のある趣深い写真ですよね。明暗のバランスが絶妙に決まった写真だと私は思うのですが、みなさんはどう思われますでしょうか?
私の求めていたコンセプトにも合っており、秋の山に踏み入る小径感を、そのまま商品名とし、このブレンドは完成しました。

おかげさまであげお産業祭でもすっかり人気の商品です。甘みもコクもあり、秋の味覚にも合うブレンドだと思います。11月の下旬、まさに晩秋の時季までお付き合い頂けますと嬉しく思います。

注:あげお産業祭は昨年に引き続き、2021年度も新型コロナウィルス感染拡大防止のため開催が中止となりました。出店者としてはやい再開を願ってやみません。

晩秋 堀江幸一

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フローラルな香りとフルーツの風味が魅力のエチオピア・シダモ好評発売中!

こんにちは。

今日は人気のエチオピア・シダモ・ナンセボ・ウオッシュトをご紹介します。

エチオピアはフローラルな香りと明快にフルーツを思わせる風味があり、当店でも人気のある銘柄です。

スペシャルティコーヒー登場以前から、エチオピアのコーヒーは「モカ」というブランド名で多くのコーヒーファンに愛されてきました。
エチオピアコーヒーについてご説明しておきましょう。また、長くなります(汗。
ご興味のある方はお付き合いください。

エチオピアは、コーヒー発祥の国とされています。エチオピアで生まれたコーヒーは紅海対岸のアラビア半島イエメンにもたらされ、両国のコーヒーはヨーロッパに船便で輸出されました。当時はスエズ運河がなかったのでアフリカ大陸を一周しての船便です。
両国のコーヒー共、イエメンの港町モカ(アル・ムハー)より出港されていたため、両国のコーヒーはモカと呼ばれるようになりました。その頃はモカしかコーヒーの産地がなかったため、モカという単語はいつしかコーヒーの代名詞としての意味も持つようになりました。

例えば、コーヒーのような色合いのことをモカ色と言いますし、コーヒー味のアイスクリームのことをモカ味と言うこともあります。また、イタリアの一般家庭で多く使われている火にかけて使う直火式コーヒーメーカーのことをモカ・エキスプレスと呼ぶこともあります。

モカの味わい。エチオピア、イエメン両国に共通していますが、若干過熟が進んだような個性的な味わいが特徴です。オレンジヨーグルトのような味わいもあれば、ワインのような味わいのものもあります。これはそれらの土壌のもと、コーヒーの木の上で実の熟度が上がってきた時に醸し出される風味のようです。
ただ、熟度が高くなり過ぎて過熟となり、後味に汚れのあるものや、発酵まで進んでしまい、酸が爽やかでないものが多いように思います。モカの香りや風味が好きという方が多い一方、モカの酸味が好きでない人が多いという、二極化の傾向はこれが理由なのかなと思います。

モカはコーヒーチェリーを干しブドウのようになるまで乾燥させるナチュラル製法で長らく作られてきました。前述の風味もナチュラル製法に起因している部分も大きいと思います。
この製法は果肉をつけたまま乾燥させるため、熟度が高くなりがちでコーヒーの過熟や発酵を出しやすいのです。
ナチュラル製法自体は悪い製法ではないのですが、私の知りうる限り、本格的なスペシャルティコーヒー生産というレベルまできたのは2010年代に入ってからと比較的最近のことです。
ナチュラル製法で仕上げられたスペシャルティコーヒーは、ラム酒やスパイス、マンゴーやトロピカルツーツなど十分な甘みを伴った個性的な風味のものが多いです。そういったコーヒーは酸の質も素晴らしいです。(ナチュラル製法のスペシャルティコーヒーは、当店では現在インドネシアがあります。ご興味のある方はお試しください)

スペシャルティコーヒーとしてのモカは水洗処理(ウォッシュト)の方が先行していました。コーヒーの実を剥いたあと、粘液質を発酵槽で落とすウォッシュトは、明るい酸を伴ったフレッシュフルーツのような風味があり、エチオピアコーヒーのもつ秘めた可能性を存分に引き出しました。その筆頭とされる銘柄(生産地域)がシダモやイルガチェフェです。

と、また長くなりましたが(汗、
シダモ地区のナンセボ・ウォッシュト好評発売中です。

エチオピア・シダモ・ナンセボ・ウォッシュト(中煎)
フローラルな香り。マスカットや黄桃を思わす甘い風味。
100gパック 1000円 250gパック 2000円
ナンセボでのコーヒー生産の様子です。前述したように水洗処理は、コーヒーの実を剥いたあと、粘液質を発酵槽で落とすのが工程の特徴です。この写真の状態のコーヒーは、まだ生豆の状態ではありません。外側に薄皮がついており、これを脱穀することで生豆になるのです。薄皮のついたこの状態をパーチメントと言います。写真はパーチメントを乾燥させているところです。

晩秋 堀江幸一

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季節のブレンド「アイスコーヒーブレンド」&「ブレンド夕凪(ゆうなぎ)」のご紹介

こんにちは。

当店では季節限定のブレンドを四季ごとに発売しております。

夏期については、季節柄、アイスコーヒー向きの需要が高まるため、2種類の深煎ブレンドをご用意しています。

1つは、アイスコーヒーブレンド。
基本的にキリっとした苦みの香ばしい風味のアイスコーヒーを作るには深煎りが向いています。当店には「ブレンド曙光(しょこう)」という定番の深煎りブレンドがあり、それでもアイスコーヒーを作ることが出来るのですが、それよりグレードの高い豆を使い、より美味しく作ったのがアイスコーヒーブレンドです。グァテマラのサンホルヘにエチオピアのシダモを配合して作りました。甘くビター感もある味わいに仕上がっています。

このブレンドは6月上旬に「父の日ブレンド」として販売したものと同一内容の商品です。ホットとしても美味しく、単純に深煎りの商品をお求めの方にもお薦めです。エチオピアの豆を使っている割にはリーズナブルな価格設定にしました。
8月のお盆過ぎから20日くらいにかけて販売を終了する予定です。お買い求めはお早めにお願いします。
アイスコーヒーブレンド(深煎)

100gパック 725円 250gパック 1450円 500gパック 2300円

もうひとつの深煎りブレンドが「ブレンド夕凪(ゆうなぎ)」です。

こちらは同じくグァテマラのサンホルヘにケニアの豆を配合し、フルーティーな味わいに仕上げています。
ホットはもちろんアイスコーヒーにも向いています。アイスコーヒーブレンドを甘さ系とすると、夕凪は爽やかフルーティー系でしょうか?
こちらはアイスコーヒーブレンドより販売期間が長く9月5日前後くらいに販売終了の予定です。

夏の深煎りブレンド「ブレンド夕凪(ゆうなぎ)」(深煎)

100gパック 800円 250gパック 1600円 500gパック 2550円

ちなみに余談ですが、定番の深煎りブレンド曙光にはホンジュラスの豆を使っています。同じ深煎りブレンドでも3種3様に仕上がっていると思うので、飲み比べてみてもいいかもしれませんね。

曙光は、リキッドアイスコーヒーや、水出しアイスコーヒーパックの原料にも使われている商品です。

是非、当店の深煎りブレンドで爽やかアイスコーヒータイムをお楽しみください。

晩秋 堀江幸一
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